最近、あえてスキンケアをしない「肌断食」というのが話題になっていますよね。なんと、あれこれと手厚くお手入れすることが、お肌にとっては逆効果と言われているようなのです。雑誌やネットでは「しっかりとお手入れすることがいい!」と言われているにも関わらず、どういうことなのでしょうか?今回はそんな「肌断食」について解説していきます!
目次
肌断食とは?
肌断食とは簡単にいうと、スキンケアやメイクを一切やめるケアのことです。人によって少しずつ方法は違いますが、一般的には
・メイク用品
・基礎化粧品(洗顔や化粧水など)
を一時的にやめて、水のみで顔を洗った後はなにもつけないケアを肌断食と呼んでいます。「スキンケアをやめて大丈夫なの!?」と思うかもしれませんが、肌断食をすることで肌がきれいになると言われているのです。というのも毎日スキンケアをしていると、肌に栄養を与えすぎたり、肌を触って刺激してしまいがち・・・。こうしたケアをやめることで肌が休まり、健康的でキレイになっていくという理論に基づいたものです。つまり肌断食は、過剰なケアによって傷ついた肌を休めるためのケアなんですね。
肌の構造は?
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織で構成され、一番表面に表皮があります。肌はターンオーバーがあり、それは約28日周期。表面の角質は細胞の死骸で、細胞が生まれてから死骸になるまでが14日間といわれています。そのあと14日間とどまり、垢となって剥がれ落ちるメカニズムになっています。
死骸と聞くと取り去りたくなりますが、実は角質となった細胞の死骸こそが重要で、体のバリア機能を果たし、保湿の膜となっているのです。それがバリア層。ところが、私たちは肌に栄養や水分や油分を与え、しっとりつるつるにしています。お手入れ後はいいのですが、長い目で見ると、肌のメカニズムを狂わせているというのです。本来、肌は排せつ器官、吸収させるところではないのです。
肌は自力で保湿するもの?
皮膚の表面にある角質層は、レンガ(角質細胞)をモルタル(細胞間脂質)を使って積み上げたような構造になっていて、角質細胞内には「天然保湿因子(NMF)」という水分を保つ物質があります。肌自体が作る出す保湿成分であり、肌のバリアとして機能するのが、細胞間脂質と天然保湿因子です。細胞間脂質の主成分はセラミド、天然保湿因子の主成分はアミノ酸で、これらの物質を人工的に作り出すことはできません。
角質層の一番外側には、皮脂と汗で作られた皮脂膜があって、水をはじく働きをしています。皮脂膜は洗顔すると洗い流されますが、その後なにもつけなければ30分程度で新しい皮脂膜が作られて肌がしっとりしてきます。化粧品を塗り込んだ肌は、肌自体がもつ保湿機能を働かせることや、皮脂膜の再生を行うことができなくなってしまうのです。バリア機能がしっかり働いていれば、空気が乾燥しても肌は乾燥しません。バリア機能が追い付かないほどの急激な湿度の変化は除いて、肌がかさつく最大の原因はスキンケア化粧品にあります。
肌断食のメリットは?
美容断食と聞くと、「食べない」「我慢しなきゃいけない」等、ネガティブなイメージを抱かれる方もいるかもしれません。"食事"の断食は辛いものですが、"お肌"の断食は至って簡単。しかも、短時間、プチプラでキレイになれるコスパ抜群の美容手法なんだそうです。
<美容断食のメリット>
*短時間
今まで時間をかけていた夜のクレンジング→洗顔→パック→化粧水…は不要。なんとクレンジングだけでOKです。
*プチプラ
5万円の美容液、3万円のクリームも必要なくなるので、その分エステや習い事も楽しめます。
*自力で潤う頼もしいお肌に
肌の表面には何ものっていない状態なので、排出する力が高まってスッキリ!そして本来、肌がもつ修復して再生する力が働き、寝ている間に自力でお肌の潤いを取り戻していきます。
肌断食の方法は?
*本格的な肌断食
毎日の洗顔を水洗いにし、スキンケアに使っていたアイテムもすべて止めるという方法です。しかし、一気に止めてしまうと初期の肌荒れが激しくなってしまうので、徐々に進めることが大切です。
ケア用品はクレンジング→クリーム→乳液→美容液→化粧水の順番に減らしていき、最後は水洗顔だけになるよう進めます。ここで乾燥が気になってしまう方はワセリンを使って保湿をします。
*週末だけの肌断食
肌断食の間はメイクをしないのが基本ですが、仕事をしているとメイクをしないわけにもいきませんよね。そんな方には金曜日の夜から月曜日の朝までの肌断食をおすすめします。
【金曜日の夜】
マイルドなクレンジングでメイクを丁寧に落とした後、無添加の石けんで洗顔をします。洗顔後のスキンケアはせず、そのまま寝てしまいましょう。
【土曜日の朝】
石けんは使わず、水かぬるま湯で洗顔します。この日はメイクはしないでくださいね。
【土曜日の夜】
無添加の石けんで洗顔のみ。1日目同様、スキンケアは行いません。
【日曜日の朝・夜】
土曜日と同じ
【月曜日の朝】
水かぬるま湯のみで洗顔し、いつものスキンケアを再開します。
肌断食の期間は?
肌断食は、どのくらいの期間行うものなのでしょうか。これに関しては、様々な考え方があります。もちろん理想は一生涯です。わざわざお肌に負担となることはしないに越したことはありません。しかし、肌断食はスキンケアだけでなくメイクもしてはいけません。これは女性にとって、非常に難しい問題でもありますよね。仕事上メイクが欠かせないという人もいると思います。そのような人は、肌を休めるために週末肌断食を行うのも方法の1つだと思います。
<おすすめは週末の肌断食>
土日が休みの人なら、金曜日の夜から日曜日の夜まで肌断食を行います。肌を休めるだけでも、十分効果はありますよ。ではここで、肌断食の肌荒れ期間についてお話ししたいと思います。
肌断食を行うと、誰でも最初は必ず肌荒れを起こします。その期間は人それぞれなのですが、とても気になりますよね。肌荒れ期間は、「肌断食をする前にどの程度肌を痛め付けてきたか」によります。だいたいですが、1ヶ月くらいは肌荒れが続くと思っていてください。その後時間をかけてゆっくりとお肌は回復していきます。
肌断食のポイントは?
肌断食のポイントは正しい”クレンジング“を行うこと。夜はお肌に何もつけないことが、美肌 への近道です。でもそのためには、汚れはしっかり落とす、肌のうるおいは取り過ぎない優しい洗顔ができるクレンジングが必要となります。
以下のようなクレンジングは使わないように気をつけましょう。
*メイク汚れがしっかり落とせない洗顔料
優しい洗顔で汚れが残ってしまうとメイクの残留物が排泄作用の邪魔となってしまいます。
*つっぱり感が続く洗浄力の強い洗顔料
クレンジング後は何もつけないため、洗浄力が強すぎるとお肌が緊張して乾燥が続くことになります。
肌断食に必要なクレンジングの条件は?
・一度でメークも皮脂も落とせるもの
・肌の急激な乾燥を防ぐマイルドなもの
・主成分の水へのこだわり
この必要な条件をすべて満たし、肌断食をスムーズに行えるクレンジングが、kooの『ミラクルクレンジング』です。
『ミラクルクレンジング』は、肌に優しく、しかもしっかり汚れを落としてくれる優秀なクレンジング。
その秘密は“水”とされています。実は、一般的な化粧品の成分は80%以上が水。ミラクルクレンジングは、サンゴ層や天然石セラミックス層など5段階のろ過工程でじっくりろ過して、“深海のミネラルバランス”を再現しているそうです。
また、お肌に負担をかけずとも、メイクや皮脂はしっかり落とせるよう、絶妙な配合バランスを2年半の歳月をかけて編み出したそう。その結果、洗浄成分は他の化粧水の約半分、たったの9.5%でOKなんだとか。
・お肌に優しい
・一度にメークも皮脂も落とせる
・洗顔後は化粧水なしでもしっとり
お肌に優しくて、しかも楽ちんであれば嬉しいですよね。
ミラクルクレンジングの成分は?
水、ラウラミドDEA、ステアリン酸グリセリル(SE)、バルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ココイルグルタミン酸TEA、グルタミン酸、アルギニン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、トレオニン、リシン、加水分解コラーゲン、甘草エキス、シャクヤクエキス、ソルビトール、ベタイン、PCA-Na、メントール、カンフル、水酸化Na、フェノキシエタノール、BG
甘草エキスやシャクヤクエキスなど天然成分も入ってますね。
ミネラルクレンジングの口コミは?
クレンジングと化粧水のセットを2週間試してみました。初日から数日は肌がかさつき肌がデトックスしているように少しごわつきましたが、ちゃんと使用しているうちに肌自身が自ら潤うように変化しました。
乾燥肌なので最初の使用感は不安でしたが結果かなり肌質が改善。これは試してみて良かったです。敏感肌で不安な方はお休みの前の日にお試しすることをオススメします。
どこで買えるの?
公式サイトで買うのが1番お得なのでおすすめです。まずは1週間、990円で試すことができますよ。(しかも送料無料!)
定期購入ならずっとお得&送料無料で利用できるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
<まとめ>
お手入れのしすぎが肌荒れにつながるとは驚きですよね。。私たちのお肌は本来、自らの肌の潤いを保つ力がきちんと備わっています。汚れはしっかり落とすこと、保湿することはもちろん大切なことではありますが、お肌の力をサポートする程度でスキンケアして、お肌本来の力を引き出してあることがベストなのかもしれませんね。