食べて痩せるキャベツダイエットってご存知ですか?!テレビでも数々の芸能人が挑戦して、成功していることで有名なダイエットですね。でも、どうしてキャベツを食べるだけで痩せるのでしょうか?その効果の秘密を知りたく、今回はキャベツダイエットについ徹底リサーチしてみました!
目次
キャベツダイエットとは?
キャベツダイエットとは生のキャベツを食べることで、食欲を抑えることと、ダイエットに必要なビタミンを補給することで総摂取カロリーを減らし、脂肪が燃焼しやすいカラダをつくることができるダイエット法です。
キャベツダイエットの効果は?
噛み応えのある、生キャベツを食前に食べることで満腹中枢を刺激し、無理なく自然に食欲をコントロールするのが、食前キャベツの大きな役割です。ですから、食欲を抑えた状態で本来の食事を取るため、おのずと摂取カロリーが減るうえに食事を我慢する必要がないため、ストレスがかからず長期的に続けられるダイエットとなります。また、ビタミンCによる美肌効果のほか、便秘やドロドロ血液の解消などの効果も期待できます。このことから、無理なく食欲を抑え自然と健康的な体質へと改善していくのが、食前キャベツダイエットの基本的な考えとなります。
キャベツには食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を整え、お通じの改善効果が期待できます。便秘は、ただ単に便が溜まってお腹がポッコリとして見た目的に太って見えるだけではなく、実際に肥満の原因となるものです。腸に便が溜まったままの状態が続くと、便から有害物質が発生して、それが腸壁から吸収され血液に溶け込んで全身へと運ばれていくため、血行不良や細胞の不活性などが起こり、新陳代謝が低下してしまいます。また、腸に便が溜まっていることで、新しく摂った食べ物の消化・吸収に時間がかかり、結果として糖や脂質などを余分に吸収してしまうことも、太りやすくなる原因と言われています。便秘が解消されることで血行がよくなると、細胞に必要な栄養や酸素が行き届きやすくなるので、肌が綺麗になったり疲労の回復が早まるなど、美容や健康に間違いなく効果があります。
キャベツの栄養は?
*ビタミンU:キャベジンと呼ばれるアミノ酸の一種で、胃腸薬の成分にもなっています。胃腸の粘膜組織を強くしたり、肝臓の働きを活性化し、蓄積された余分な脂肪を減らす効果があります。
*カリウム:筋肉のエネルギー代謝を助ける働きがあります。代謝をあげることで、ダイエット効率をよりアップする効果が期待できます。
*食物繊維:豊富な食物繊維により、便秘解消に効果があります。キャベツは不溶性食物繊維が含まれているので、お腹の中にしばらく停滞し、満腹感をキープする役目も果たします。
*カルシウム:骨や歯をつくる栄養素としての働きだけでなく、ダイエット時のイライラ解消にも役立ちます。
*ビタミンC:キャベツ4枚で1日に必要なビタミンCを摂取できます。シミやそばかすの予防効果、コラーゲンの生成を助ける効果があります。
*ビタミンK:骨を丈夫にする働きがあるため、骨粗しょう症の予防効果があります。
キャベツダイエットの方法は?
*食前にキャベツを食べる
食事の前に、決められた量のキャベツを10分以上かけて食べましょう。必要な量としてはキャベツ6分の1個程度です。食べる際には、キャベツを大きめに切っておいて噛みごたえを保っておくのがポイントです。また、カロリーを増やしては意味が無いので味付けは、ノンオイルドレッシングで食べましょう。
*たんぱく質の摂取量を守る
キャベツダイエットは摂取カロリーを減らして痩せる方法です。ですが、カロリーと一緒にたんぱく質の量まで減らしてしまっては筋肉まで落ちてしまい、痩せにくい体になってしまいます。そうならないためにもキャベツダイエットの実践中には必ず、1日あたり70g以上のたんぱく質を摂りましょう。お肉や大豆食品などを中心に食べればたんぱく質も摂取しやすいです。
注意点は?
キャベツを食前に食べる、とてもシンプルな方法ですが、キャベツダイエットには注意点があります。それは、よく噛むことです。咀嚼回数が多くなるように、基本的には生のまま食べるようにしましょう。また、千切りにすると咀嚼回数が減ってしまうので、5センチ程度のざく切りにすることをおすすめします。ただし、食べにくかったり飽きてきた場合は、アレンジして食べてもOK。ただし、その場合もよく噛むことは意識しましょう。また、先ほど述べたタンパク質も含め、栄養バランスの取れた食事をしましょう。ビタミン・ミネラル・脂質も大事な栄養です。キャベツダイエットは置き換えダイエットとは違いますので注意しましょう。
そしてキャベツを食べるときは、ドレッシングに注意しましょう。ドレッシングは意外と高カロリーです。塩・酢・ポン酢・レモン汁などで味付けしましょう。
キャベツダイエットのメリットは?
①安くて経済的
今までの食事にキャベツを加えて、食べ過ぎていた肉や魚、お菓子などを食べなくなるので、食費が安くなります。ましてや、ダイエットを主目的にした食品やサプリメントと比べたらぐっと経済的で家計に負担をかけないのが何よりの魅力です。
②おなかいっぱい食べられる
キャベツならいつ、どこで食べてもOK。ダイエット中におなかがすくのを我慢するのは当たり前という概念を覆します。
③すぐに始められる!
キャベツはどこの八百屋さんでもスーパーでも一年中手に入ります。「よしやってみよう!」と思ったら今晩からでも始められます。特に準備が必要ないのでお手軽です。
④低カロリー
キャベツ1玉まるごと食べたとしてもたったの230Kcal。ごはんなら茶碗1杯にもなりませんし、1食で1玉食べるのは至難の業。スナック菓子は400Kcalあるにも関わらず、食べ始めるとすぐになくなってしまうのと比較すれば効率が良いです。
⑤栄養豊富で健康的
キャベツにはビタミンやカルシウム、カリウムや食物繊維が多く含まれています。キャベツの葉4枚ほどで1日に必要なビタミンCが摂れ、美肌やストレスの軽減に役立つと同時に、食物繊維は便秘の解消にも有効なのでキャベツはダイエットの強い味方といえます。そしてがんの予防効果も高いと言われています。
⑥キャベジン(ビタミンU)が脂肪肝を予防
キャベツから発見されたためにキャベジンと呼ばれるビタミンUには胃酸を抑えるとともに、新陳代謝を活性化する働きがあります。胃に限らず肝臓にも効果的に働きかけます。
成功のポイントは?
* 一番いいお皿に盛ること
* 甘いものが食べたくなったら、握りこぶし2つまでの果物ならOK
* 食後に紅茶を飲んでリラックス
* 目的を明確に(体重は3ヶ月で-5%)
* 期間を決める
* いつもより水分を多くとる
以上の事が成功させるためのポイントです。要は、夜キャベツダイエットを行う事でストレスをかけずに、リバウンドしないようにするためのポイントですね。ストレスがかかると甘いものが欲しくなってしまうので、果物を食べて気分を紛らわせたり、紅茶を飲んでリラックスしたり、高いお皿にキャベツを盛って優雅な気分になったりと、工夫をする事でストレスがかからないダイエットになるようです。
キャベツを使ったこんなダイエットも
*乳酸キャベツダイエット
腸内環境を整え痩せ体質を作る、『乳酸キャベツダイエット』。乳酸キャベツとは、キャベツの漬物です。キャベツの漬物が持つ乳酸菌と食物繊維が痩せ体質作りに有効なようです。腸内環境を整えるために乳酸菌を意識して摂取している人も多いのではないでしょうか。
乳酸菌には、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌があります。動物性乳酸菌はヨーグルト・チーズなどの乳製品、植物性乳酸菌は発酵させた野菜に多く含まれています。動物性乳酸菌は、胃酸や熱に弱いために生きたまま腸内まで届けるのがは難しいと考えられています。これに対し、植物性乳酸菌は胃酸に強いため、生きたまま腸内に届く割合が高いのです。キャベツは食物繊維が多い野菜ですので、植物性乳酸菌と食物繊維のダブル効果で腸内環境を整えて代謝アップにつながるということです。
<最後に>
想像以上に、キャベツ効果は凄いようですね。。!ダイエットと言えばどうしても夏のイメージですが、厚着の季節だからこそ夏に向けて痩せる絶好のチャンスでもあるのです。キャベツダイエットは我慢する方法ではなく、しっかりと食べるダイエットなので、意外と続けやすいようです。この冬はキャベツを食べて、すっきりとした身体へと変身しちゃいましょう!