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豆乳ダイエットのベストタイミング2つ!更に効果的な方法とは?!
ダイエットの方法はたくさんありますが、運動もストレスもなくダイエットしたいというのが女性の本音ではないでしょうか?
きつい運動は続かないし、食事制限もストレスになります。
それならば豆乳ダイエットはいかがですか?
豆乳にはたくさんの栄養が含まれていることが知られていますが、
飲むタイミングを上手に利用することでダイエット効果があるんですよ。
豆乳のダイエット効果
そもそも豆乳は大豆をつぶしてできています。
大豆にはイソフラボンや大豆サポニンなどの体にいい成分が含まれています。
サポニンは脂肪の吸収を遅らせたり、脂肪の燃焼を助ける働きがあり、ダイエットの強い味方です。
またイソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれるので、更年期障害や生理のトラブルを解決するために働きかけてくれます。
またカリウムも豊富なので手足がむくむという場合にも効果があります。
しかしいくら体にいいからと取りすぎて逆にトラブルになる例もあります。
食事の時に他の大豆食品を食べることを考えると豆乳でとりすぎるのはよくありません。
豆乳を1日に飲む量は200mlを目安にしましょう。
これはコップ1杯くらいの量なので、1日1回コップ1杯と覚えるととりすぎを予防できますね。
豆乳ダイエットのやり方
まずは豆乳を選びましょう。
今はたくさんの種類が並んでいますが、中には糖分が多く含まれる商品もあります。
ダイエットに向いているのは「成分無調整」の豆乳です。
豆腐を作れると書いてあるものなら間違いないでしょう。
豆乳ダイエットのやり方はとても簡単ですが、飲むタイミングがとても大切です。
それは食事の前に飲むこと。
食事の前に飲むことで満腹感を得られ、食べすぎを防ぐことができます。
また大豆サポニンの働きで、食べ物の脂質を吸収しにくくしてくれるので、例えば揚げ物などを食べたい時にも安心ですよね。
食事の前なら一緒に飲んでもいいの?と思ってしまいますが、それは違います。
食事前30~10分前に飲むとさらに効果的なことがわかっています。
通常飲み物は15分ほどで腸に届きます。
食事の前に腸に届いた大豆サポニンが、あとから入ってきた脂質を吸収しにくくしてくれるので、この時間に飲むことが大切になります。
食事の際にもいきなり脂質を食べるのではなく、お野菜を食べてからにすると豆乳との相乗効果が得られますね。
さらに効果的なタイミング
豆乳ダイエットの効果を最も上げるタイミングは生理の前です。
生理前の一週間に豆乳を飲み続けると、そのダイエット効果は最大限に発揮されるのです。
やり方は簡単。
生理の7日前から豆乳を飲みはじめ、生理開始とともにやめる。
これだけです。本当に簡単ですよね?!
基本的に普段は飲まずに生理前だけ飲むのがこの豆乳ダイエットです。
なぜこの方法が効果的なのでしょうか?
それは大豆イソフラボンのおかげです。
大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることは先に述べましたが、生理前には別の女性ホルモンであるプロゲステロンが働きます。
このプロゲステロンは妊娠に備えて水分や脂肪などの栄養分を体にため込む性質があります。生理前にむくんだり体重が増えるというのもこの性質によるものです。
この時エストロゲンが働きかけることでため込む性質を軽くしてくれます。
そして生理後には使わなかった栄養分を代謝してエネルギーに替えていきます。
生理中にため込まないでいると、その前から蓄積された脂肪を代謝することができるようになります。
つまりダイエットに効果があるというわけなのです。
このタイミングを知るためには自分の生理周期を知っておくことが必要になります。
カレンダーや手帳などに生理の始まった日と終わった日を記録しておいて、ダイエットに役立てましょう。
どうして生理前に豆乳を飲むと痩せるの?
豆乳の原料である大豆にはイソフラボンという成分が含まれています。この成分は体内に入ると女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをし、ホルモンバランスを整えてくれる効果があるのです。通常、普段から豆乳を飲んでいてもこの効果は得られますが、生理前に飲むことでさらにその恩恵を受けることができるのです。要するにプロゲステロンの分泌が活発になって太りやすくなっているなら、イソフラボンを摂ってエストロゲンを優位にし、ホルモンバランスを整えてあげれば太りにくくなるというこです。
女性ホルモンはバランスを崩すことでイライラの原因にもなります。これによりストレス発散の為に過食になってしまうこともあるのですが、バランスを整えてくれると言うことは食欲抑制にも効果を発揮してくれます。それだけではなくイソフラボンには脂肪を燃焼する効果もあります。通常の豆乳ダイエットでもこの効果を利用しているのですが、1週間前の脂肪を蓄えやすい時期にこの成分を摂ることで、蓄積した脂肪を燃やしてしまうことも可能となるのです。もちろん効果を及ぼすのはこれだけではありません。豆乳にはサポニンという成分が含まれています。この成分は腸内を刺激し満腹感が持続する為、食欲を抑えることができます。ストレスで食欲が増えやすい生理前には嬉しい効果です。
また血中のコレステロールや中性脂肪を排除し、脂肪の吸収を抑えるといった効果をもっています。その他にも通常の豆乳ダイエットで得られる便の軟化や、大豆タンパクが作用しての基礎代謝の向上、カリウムによるむくみの防止、ビタミンEによる血液循環の促進なども当然得られます。通常の豆乳ダイエット以上に、この効果が生理1週間前の体にダイレクトに効いてくるため大きな効果が期待できると言うわけです。
豆乳の成分は?
*タンパク質
タンパク質は、血液中のコレステロールや中性脂肪を抑えるので、血液の流れが良くなって体の機能が活発になります。また筋肉を大きくなるために必要な栄養素としてタンパク質が使われるため、より筋肉量が増えて代謝が上がります。代謝量が向上すれば脂肪が燃焼しやすい体となるため、ダイエットには最適の成分となっています。またタンパク質に含まれるβ-コングリシニンという成分が、内臓脂肪や中性脂肪を低減させる効果があると研究で分かりました。
*イソフラボン
イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするので、その代用品となることができる栄養素です。特に生理前に食べ過ぎてしまう人や、冷え性に悩まされている人は、エストロゲンの分泌量が少なく、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。生理前に太りやすくなるのはこのエストロゲンが減り、プロゲステロンが増えてしまうことによるものです。イソフラボンを摂取しエストロゲンが優位になることで、老廃物が溜まりにくく痩せやすい体にすることができます。
またホルモンバランスが改善するのでイライラなどのストレスを軽減し、過食を防ぐことができるのも結果としてダイエットに繋がってきます。冷え性の改善も、血行の促進が促されるので脂肪燃焼効果を高めることとなります。それ以外にも女性のほとんどが伴う更年期障害や骨粗鬆症の予防効果などの健康効果も見られると言われています。また女性ホルモンと同じ効果であるためバストアップ効果への期待や、抗酸化作用から美肌効果が期待される成分でもあります。男性の場合は薄毛解消効果も見られると言われています。
*サポニン
サポニンという成分は、腸内にある絨毛を収縮させる効果があります。腸絨毛とは、小腸の粘膜に生えている小さな突起のことです。食事の際、腸絨毛は栄養吸収の為に広がって表面積を広げます。これにより栄養を吸収しやすくしているのです。豆乳を飲むと腸絨毛は収縮、すなわち小さくなります。栄養を吸収する面積が少ないということは、それだけ栄養の吸収速度が遅くなり、腸内に長く食べ物が留まることになります。結果として腹持ちがよくなり、満腹感を得ることができるのです。
また腸絨毛には、中心乳糜管と呼ばれるリンパ管があります。体内に入った脂肪は中心乳糜管によって吸収されていきます。豆乳を飲み、腸絨毛を収縮させることによって、中心乳糜管の吸収機能も抑えることができます。これがダイエットにも繋がるのは火を見るより明らかでしょう。
*レシチン
レシチンには乳化作用があると言わています。この乳化作用は細胞内に栄養素を取り入れる役割を持っています。同時に細胞内から不要な老廃物を排出する役割も持っています。これによってダイエット中に発生した老廃物を体外へ排出する効果が促されます。
また脂質の代謝にも深く関わっており、レシチンの乳化作用が活発に行なわれえるほど、脂質がエネルギーとして消費されやすい傾向があります。つまり脂質の燃焼効果が高まるということになります。ダイエットのみならず、健康にもレシチンは有効です。レシチンは脳の情報を体内の各所へと伝達する神経伝達物質を構成する材料としても使われています。これにより記憶や学習といった脳の活動に大きな影響を与えます。これは精神の部分にも作用し、イライラなどのストレスを緩和してくれる作用も持ち合わせています。
*ペプチド
ペプチドは脂質代謝を良くする働きがあるため、身体に溜まった脂肪が落ちやすくなる効果があります。また脂質代謝が向上するので、脂質から変換されたエネルギーが筋肉へ送られ、筋肉を早く疲労回復する効果も得られます。この効果は健康とダイエットに大きく関わります。筋肉の疲労回復に役立つのであれば生命活動が活発となり、消費エネルギーも上がるので結果として健康にも良く、ダイエットも成功する可能性が高まるわけです。
*ビタミンB群
ビタミンB群の中でもB1、B2、B6はダイエットに大きく関わってきます。これらのビタミンは身体に入った糖質、脂質、タンパク質がエネルギーに変換されるのを補助促進して、脂肪として体に蓄えられることを妨いでくれる働きがあります。これらのB群のビタミンは相互作用があり、様々な物質の代謝に関わっています。どれか一つでも欠けるとその働きは低下してしまいますが、豆乳ひいては大豆には全ての成分が既に含まれているのでバランスよく摂ることが自然とできるわけです。
豆乳の選び方は?
*無調整豆乳を選びましょう
調整豆乳とはその名前の通り豆乳に調整を行っているものとなっております。つまり手を加えられているということです。どのように加えられているのかというと、「豆乳の味が苦手」とか「飲みにくい」と感じる方々のために砂糖などを加えて飲みやすくしているのです。つまり、「飲みやすい豆乳」と言われた場合は高確率で調整豆乳になるということです。これは大豆に含まれている栄養素が薄れてしまうので、ダイエット効果のことを考えると無調整豆乳の方場良いでしょう。無調整豆乳は大豆を絞った状態で調整を加えないで売られているものではありますが、飲みにくいものが多いです。栄養素的には間違いなく最高峰なのですが、そのままでは飲めない人もいますので、一工夫が必要な時もあるでしょう。
また、この二つの例外として「豆乳飲料」というものもあります。コンビニなどでも売られているので見かけたこともあるでしょうが、これは絶対にダイエットにはむかないのでダイエット目的では飲まないようにしましょう。調整豆乳に香料や果汁を追加することでさらに味を変化させたものとなっており、豆乳の中でもおそらく誰でも飲める飲み物に該当するでしょうが、ことダイエットを中心に考えた場合は間違いなく向いていない部類に入ってしまいます。つまり、ダイエット目的なら無調整豆乳>調整豆乳>豆乳飲料となっており、飲みやすさなら豆乳飲料>調整豆乳>無調整豆乳となっているということです。
まとめ
最近では種類の増えた豆乳。売場ではたくさんの種類が並んでいます。
これが女性の味方だなんてうれしいですよね。
女性の生理周期を利用した豆乳ダイエットは無理な食事制限もなく、運動もないので取り入れやすいのではないでしょうか。
これなら生理の日も待ち遠しくなりますね。
ちなみに私が毎日かかさず飲んでいるのは低糖質の豆乳飲料。
ココナッツ風味でとても飲みやすいのでオススメですよ♪