乾燥が激しい時期になりましたね。。こんな時はオリーブオイルで全身を保湿しませんか?オリーブオイルと言えば食べるイメージがあるかと思いますが、実はスキンケアとして全身に使用できるのです。さらに効果も凄いそうなので、今回はそんなオリーブオイルの美容効果について解説していきます。
オリーブオイルの成分とは?
一般的な美容オイルと比較して、オリーブオイルにはどのような特徴があるのでしょうか。オリーブに多く含まれる成分に、オレイン酸というものがあります。オレイン酸は、人の皮脂と似た成分でできています。そのため、オリーブオイルは肌になじみやすく、肌トラブルの原因になりやすい乾燥からお肌を保護する効果があるといわれています。
また、オリーブオイルに含まれるその他の美容成分には、肌環境を健やかに整える働きがあります。特に年齢とともに失われがちなお肌のうるおいやハリ、弾力、やわらかさを与える成分として注目されています。オリーブオイルの持つ成分は、乾燥肌や敏感肌におすすめです。
*ビタミンE:肌を保護する
ビタミンEは血行促進や抗酸化作用があり、ターンオーバーを整え肌の修復や保湿機能のアップに役立ちます。ビタミンEのオイルは美容でも注目されており、肌のくすみが無くなった、傷跡が綺麗になった、乾燥肌が気にならなくなったという方も多いようです。
*ビタミンA:肌のハリと弾力を保つ
ビタミンEと相性が良く、ビタミンEの働きをサポートすると言われています。ターンオーバーを整え肌のバリア機能や保湿機能のアップ、皮脂腺に働きかけ過剰な皮脂分泌を抑えます。
*ポリフェノール:肌をすこやかに保つ
日焼けすると活性酸素が増え、活性酸素から肌を守ろうとメラミン色素が集まりシミの原因になります。ポリフェノールは活性酸素が出来にくい肌にしたり、発生した活性酸素を分解することでシミのできにくい肌を作ります。ターンオーバーも整え肌トラブルのできにくい肌へ導きます。
*オレイン酸:保湿効果
皮脂膜の40%はオレイン酸でできているため、とても肌馴染みの良い成分です。主に保湿で効果を発揮し、皮脂膜と馴染むことでバリア機能と保湿機能のアップも期待できます。
*スクワレン:浸透作用※、保湿効果
肌にも含まれ、馴染みが良く浸透しやすい成分です。ターンオーバーを整えることで健康な肌土台を作る他に、殺菌作用もあり肌表面のコンディションを整えることでニキビのできにくい肌にします。
*リノール酸:水分保持
肌を守る角質層には細胞間脂質という組織があり、細胞同士の隙間を埋めることで角質層やその奥の真皮等を守っています。その細胞間脂質の材料の一つにリノール酸があり、スキンケアに用いることで肌のバリア機能がアップしターンオーバーのリズムを守ったり、肌の水分を外に逃がさない働きがあります。酸化しやすい成分ですが、オリーブオイルには抗酸化作用のあるビタミンEやポリフェノールなどが一緒に入っているので、安心して使う事ができます。
オリーブオイルの使い方は?
*クレンジングとして
ファンデーションには油分が含まれていますので、油対油でメイクもしっかり落ちるのです。市販のクレンジングオイルは皮脂を取りすぎてしまうので、乾燥ぎみの大人の肌にはあまり向いていないのです。オリーブオイルなら合成界面活性剤はもちろん入っていないので、潤いを守りながら汚れを落とすことが出来るんですね。オイルクレンジングを使う時のように、顔全体をオイルでマッサージするようにメイクとなじませます
*洗顔後のブースターとして
ブースターとしてオイル1~3滴→化粧水→美容液の順で使用します。オイルが化粧水を弾いてしまわないかと心配される方もいらっしゃいますが、実はその逆。肌が乾燥してごわごわ固くなっている時にこそ、オイルを一番最初に使うことで肌の最表層(角質細胞層)の細胞間を埋めてくれて、見違えるように柔らかくなり、その後に塗る化粧水の浸透を助けてくれます。
*美容液として化粧水の後に
化粧水の後に美容オイルを1~3滴プラスすることで、化粧水とオイルのなじみが良くなります。
*クリームに少量混ぜて使う
いつも使っているクリームに美容オイルを少量混ぜることでクリームの保湿力を高めることができます。
*ボディ・ヘアケアにも
美容オイルは、ボディやヘアケアにも効果があります。
*他にもいろいろ
・乾燥が気になる体の部位をケア
・ネイル、ハンドケア
・ボディのリンパマッサージ
・頭皮のマッサージ
・洗い流さないヘアトリートメント
など、全身に使える優秀なオイルなのです。
オリーブオイルケアの注意点は?
*にきび肌には注意!
肌を柔らかくして保湿効果も高いオリーブオイルですが、ニキビが出来ている時は使い方に注意が必要です。ニキビは過剰に皮脂が分泌されて毛穴が詰まり、菌が増殖することでできるので、皮脂を抑えるためには水分をしっかり閉じ込めて保湿することが大切。しかし、保湿効果の高いオリーブオイルを使うことによりアクネ菌が増殖しニキビを悪化させてしまうこともあるのです。
アクネ菌はオレイン酸が大好物でニキビを作るだけでなく角質も厚くしてしまいます。ですから乾燥は防げてもニキビを悪化させる可能性もあるので、白ニキビ、もしくは赤ニキビが出来ている時はオリーブオイルやオリーブ石けんはやめておきましょう。
選び方は?
スキンケアのためのオリーブオイルを選ぶ時に、まず悩むのが「食用のオリーブオイルも使えるか」という点ですよね。私たちが日々使っているスキンケアアイテムは、薬事法により厳しく規制されています。肌に直接つけるものですから、肌トラブルがないように高レベルの精製をしています。対して、食用のオリーブオイルはそのような基準で作られていません。あくまで食べるためのオリーブオイルですから、肌につけることではなく食べた時の風味や味にこだわって作られています。それはオリーブオイルの中でも最高級のエクストラバージンオリーブオイルでも同じです。
ですから、食用のオリーブオイルを使用した場合は不純物などにより肌トラブルが起きる可能性があるのです。スキンケアにオリーブオイルを使用するときに最も良いのはもちろん美容用のオリーブオイルです。食用オリーブオイルよりは価格が高くなりますが、肌につけるために作られたオイルですから安心して使うことができます。
おすすめは小豆島オリーブ園のオリーブオイル。この農園では、栽培から加工までをすべて自社で行っていて、かなりこだわっているメーカーです。また、こだわりのオリーブオイルを使用した美容液やクリームなども揃ってあるので、一緒に使用するとより効果的です。
オリーブ園 バージンオリーブオイルです。
このオリーブ園で一番売れているロングセラー商品だそうで、化粧品としてつくられたオリーブオイルです。顔だけでなく、髪のトリートメント、肘や踵などの気になる部分、クレンジングや全身のマッサージオイルとしても使用できます。
オリーブ園 バージンオリーブオイルの口コミは?
15年位前に親戚の叔母にもらって、はじめて存在を知り実家の母が私の分もまとめて購入してくれていました。私が顔、体に使っていたのですが今年は娘にも使ってみました。外遊びが大好きな小学生の娘は足も手も乾燥していて、特に足は肌が硬くなったかと思う程でした。お風呂上がりに塗る様になってからは、すべすべの肌が戻ってきました。余分な香料が入っていないのも気に入ってます。二人で使うにはすぐに無くなりそうなので急いで注文しました。冬場は手放せません。
脂性肌の私ですが、さすがに冬になると肌が乾燥するのかシワが目立つようになりました。思い切ってこちらのオリーブオイルを使ってみたら、リキッドファンデーションの前につけてもべとつかず、かえって化粧のりがとても良くなり本当に気に入っています。
小豆島で購入してから気に入って、今でネットでお取り寄せしてるという方がとても多かったです。中には3世代で使ってます!という方も。幅広い年代に使える商品なようです。
<まとめ>
身近なオリーブオイルがこんなに美容にいいとは驚きですよね。今は色々な化粧品が多く出回っていますが、こういった天然の成分こそ私たちの綺麗をつくってくれるものかもしれませんね。もちろんオリーブオイルは食べても良しの食材です。内からも外からもオリーブオイルでケアしていきましょう。