はちみつと言えば、お菓子やスイーツに使われていて、甘くて美味しいもの♡ですよね。でもはちみつって甘いし、どうせ太るんでしょ・・・と思っていませんか?!
しかし意外にもハチミツは、ビタミン類、カルシウム、酵素、鉄などの健康に良い栄養素がたくさん含まれているのです!身体に悪いから我慢・・・なんてもったいないですよ!今回は、そんなはちみつがどうして身体にいいのか?!はちみつの美容効果について徹底リサーチしてみました!甘くて美味しいのに綺麗になれるなんて、果たして有り得るのでしょうか?!
はちみつの魅力とは?
*「食べる美容液」
世界で1000種類以上あると言われていて古くはクレオパトラも愛用していたはちみつはミツバチが作る天然の食べられる美容液とも呼ばれます。肌の調子を整える作用があるビタミンBやビタミンCが、ハチミツには豊富に含まれています。また、加えてカルシウム・鉄などの27種類のミネラル、 22種類のアミノ酸、80種類の酵素、オリゴ糖やポリフェノールなど、190種類もの栄養分が含まれています。美肌効果のほとんどは、はちみつに含まれている栄養素の働きによるものです。
1. 優れた保水力でスキンケアに使うごとに潤ってプルプル肌に
2. はちみつに入っているミネラルなどの栄養素が老化を防ぐと言われている
3. ビタミンが皮脂分泌を調整、殺菌と抗菌でニキビ予防に
4. ビタミンCがメラニンの発生をおさえてシミやしわを防いでくれます。
5. はちみつは分子が非常に細かいので、くすみの原因になっている古い角質層を落としてくれます。その結果、肌がワントーン明るくなります。
6. 肌がコラーゲンを作るために必要なアミノ酸、ビタミンCを補充します。
7. はちみつを食べる習慣をつけることによって、腸内環境が整って体の中から肌に影響を与える有害物質を排出しやすくします。
*薬として使われてきた歴史も。
ハチミツは古来、医薬品として使われていました。ヨーロッパでは「心と体を癒す薬」と呼ばれ親しまれてきたそうです。そのルーツは本当に古く、イエス・キリストが生まれる前から薬として使われてます。紀元前5000年頃の古代エジプト時代には、すでにハチミツを薬に使っていた記録があるそうです。
美肌に効く作用とは?
はちみつがどんな風に肌を綺麗にするか簡単に解説します。これを知ったらきっと、甘党でない人も明日からはちみつ舐めたくなるはずです。
*ニキビを防ぐ
豊富に含まれるビタミンが、皮脂の分泌量を調整してくれるので、脂ぎった状態や乾燥状態を改善してくれます。そのため、皮脂の詰まりや水分不足から出来るニキビの予防になるのです。
*老化を防ぐ
はちみつは肌に塗っても効果があります。含まれるビタミンやミネラルが、老化と酸化を防いでアンチエイジングに役立ってくれます。
*肌の水分量を増やす
はちみつは美容液としても、浸透力と保水力が高いです。30代以降、急激に落ちる肌の潤いを、しっかりキープしてくれます。
*シワ・シミを防ぐ
紫外線を浴びると生成され、シミなどの原因となるメラニン。ハチミツに含まれるビタミンCが、このメラニンを抑え、肌のコンディションを維持してくれます。
*肌の色が明るくなる
ハチミツを塗ると、小さい分子が古い角質を洗い流してくれるため、くすみが取れて肌色が明るくなります。
*肌荒れを防ぐ
含まれるグルコン酸に、体内のビフィズス菌を増やす効果があります。ビフィズス菌は体内の有害物質を排除してくれるので、結果的に肌荒れを防ぐのです。
食べても良し、塗っても良しというのがすごい所。
世界三大美女と名高いクレオパトラも肌や髪に付けていたそうなのです。
はちみつを使ったスキンケア
はちみつを使用したスキンケアはとっても簡単です。いつも使用している化粧品類にはちみつをプラスするだけ!すぐに実践することができます。
<クレンジング>
手のひらで500円玉大のはちみつと、クレンジングを混ぜ合わせて顔に伸ばして、メイクと馴染ませて洗い流す。潤いを残したまま、メイクを落とすことができます。
<洗顔>
500円玉大のはちみつと洗顔料を合わせて泡立てる。はちみつと混ぜることで、キメ細かくもっちりとした泡が立ち、洗い上がりもしっとりツヤツヤになります。
<化粧水>
はちみつと化粧水を混ぜたものを塗布する。はちみつは綿棒で2回ほどすくった量が適量です。
<乳液>
はちみつと乳液を混ぜたものを塗布する。はちみつの量は化粧水と同量。
<パック>
はちみつを直接顔に塗り、10分後に洗い流す。肌の透明感がUPします。
<リップ>
はちみつを唇に塗って数分パックする。ラップをすると更によいでしょう。食べてしまっても安心なのがよいところです。
いつ、どのくらい摂取すればいいの?
*1日スプーン数杯程度で十分
いくらカロリーが低くても、甘味料には違いありません。食べ過ぎはカロリーオーバーが気になります。適切な摂取量としては、スプーンで数杯程度で十分だといわれていますから、朝昼晩と1杯ずつ食べるくらいでちょうどいいでしょう。
*空腹時にそのまま食べる
はちみつは食品ですから、いつ食べてもいいのですが、出来るだけ空腹時に食べた方が栄養素の吸収がよくなります。また、料理などに使わずにそのまま食べた方が、熱に弱い栄養素もしっかり摂ることが出来ます。ハーブティーなど温かい飲み物に入れて飲むくらいならよいですが、加熱料理するものに入れると栄養素が若干減ってしまう恐れがあります。
*ダイエットには寝る前に食べる
「寝る前はちみつダイエット」という言葉があるくらいで、タイミングなどを守ってはちみつを摂ることで、ダイエットにつながります。また、寝る前にはちみちを摂取すると、睡眠の質が良くなる効果や、肝臓に適度な糖質を蓄えることで成長ホルモンの分泌が促進されることが期待できます。
<食べ方のルール>
* 寝る3時間くらい前までに夕食を済ませる
* 夕食では炭水化物を控えめにする
* 寝る1時間前にはちみつを大さじ1食べる
これだけです。こうすることで寝ている間の成長ホルモンの分泌を促し、脂肪が燃焼されやすくなるのです。
質の良いはちみつの選び方
はちみつ美容をはじめる前に、はちみつをしっかり吟味すると良いでしょう。原産国や色の違いなど選ぶ際に見るべきポイントを知りましょう。
*100%天然の「純粋はちみつ」を選ぶ
はちみつは、ミツバチが植物のみつを集め、巣で熟成させたもの。混じり気のないものを「純粋はちみつ」と呼びます。でも、中には「加糖はちみつ」や「精製はちみつ」といった、人の手が加えられているものも。「加糖はちみつ」でも全く効果がないワケではありませんが、パワーを最大限に利用するためには、やはり「純粋はちみつ」がおススメ。必ずラベルをチェックして購入しましよう。
* 純粋はちみつ
天然はちみつ100%。はちみつを採取して加工を一切していないもの。「天然「ピュア」と表示されている場合もあります。
* 加糖はちみつ
天然はちみつを60%以上含み、水あめなどの糖:類を加えたもの。成分表示に「はちみつ、水あめ」などと配載されています。
* 精製はちみつ
はちみつの香りや色を取り除いたもの。ビタミン:やミネラルなどが失われています。ラベルには「精製」と表示されています。
*原産国をチェックする
国産はちみつはもちろん、はちみつに対しての品質基準が高くて厳しいドイツをはじめとするヨーロッパ諸国のもの、また、自然が豊かなオーストラリアやニュージーランド産はちみつがおススメです。中東諸国やブラジルなども、人の手があまり加えられていないので良いでしょう。
*見た目をチェックする
*黄色のはちみつ
にごりがあって、花粉か多いのは黄色く、ビタミンとたんぱく質がたっぷり。
*黒いはちみつ
にごりがあって、色が濃いめのものは、ミネラルがたっぷり。
*処理と種類をチェックする
非加熱であるもの、生のもの(ローハニー)、低温処理のものを選びましょう。さらに、香りの豊かさや味わいの深さを楽しむなら、様々な種類の花の蜜から採れた百花蜜を。好きな香りを見つけるなら、個性のある単花蜜を選ぶと良いでしょう。
はちみつの凄すぎる美容効果、おわかりいただけましたか?甘くて美味しいはちみつは、普段の食事でも摂りやすいですし、なにより甘さが嬉しいですよね。ダイエット中の方も少しのはちみつを日常に取り入れてさらに美容効果を高めていくといいかもしれませんね。栄養満点のはちみつは女性の綺麗をサポートしてくれる美味しいスーパーフードなのです。