ダイエットといえば運動が必須ですよね。
でも激しい運動は続かないし、もともと運動が苦手でスポーツもできない、という方は多いと思います。
そんな方にも簡単に始めやすい運動はウォーキングではないでしょうか。
道具もいらない、決まった場所も必要ないウォーキングは手軽に始めて習慣にするとダイエットには強い味方になります。
そんなウォーキングですが、せっかくだから一番効果のあるタイミングで取り組みたいですよね。
いつ、どんな時にウォーキングをするのが一番ダイエット効果を発揮してくれるのでしょうか?
ダイエットに効果的なウォーキング
まずはダイエットに効果のあるウォーキングのやり方を覚えましょう。
ただ歩くよりも効果をあげることができます。
歩く前に姿勢を正します。壁に頭、背中、かかとをくっつけて立ちます。
すると目線がしっかり前を向いて、骨盤が立つ感覚がわかります。
その姿勢のまま歩くことを意識すると正しい姿勢を保つことができます。
壁がないときにはその場でつま先立ちをしてみましょう。
頭を上に釣り上げるようなイメージで5~6回繰り返すと正しい姿勢になります。
歩くときにはできるだけ大股で歩くようにし、腕も大きく前後に振ります。
歩き始める前と後には股関節や肩関節のストレッチも忘れずに行いましょう。
歩く時間は最低20分続けることが大切です。
20分続けることによって脂肪の燃焼が始まります。
逆にあまり長時間歩き続けると疲労が残ったり、筋肉を傷めたりしますので
30分くらいの軽いウォーキングを毎日あるいは週3日ほど継続するというのが最も効果を期待できるといえるでしょう。
朝のウォーキング
ウォーキングのダイエット効果というのは脂肪の燃焼、とりすぎたカロリーを消費する、筋肉をつけるなどがあります。
これらの効果のうち、何を狙ってウォーキングするのかによって最適なタイミングが変わってきます。
朝のウォーキングで期待できるダイエット効果は脂肪の燃焼です。
朝起きた時というのはおなかがすいていますよね?
その時私たちの体は低血糖の状態になっています。
通常運動をするときのエネルギーというのは糖を分解して作られますが、低血糖の状態ではエネルギーが足りなくなります。
そこで体は必要なエネルギーを補充しようと脂肪を分解し始めます。
このため朝のウォーキングは脂肪の燃焼が夜よりも多くなります。
ウォーキングを始める前には水分を十分に補給して始めます。
朝一番に冷たい水を飲むと体が冷えてしまいます。
冷えは燃焼効果を低くしてしまいますので、常温か少し温めた水を飲むといいでしょう。
水を飲むことで発汗を促す効果もあります。
ただしもともと低血糖の症状のある方が長時間ウォーキングをしてしまうとめまいがしたり気分が悪くなったりします。
体の状態に合わせて適度に糖分を補給してから始めましょう。
もちろんこれは食前のおなかが空いているときに同じことが言えるので、朝に時間がないという場合には食事の間の空腹時にウォーキングすることで同じ効果を期待できます。
夜のウォーキング
夜のウォーキングで期待できるダイエット効果は脂肪をためにくくすることと筋肉をつけることです。
3食のうち夕食を一番たくさん食べることが一般的ですが、夜のウォーキングはこのタイミングで行います。
食後は胃腸が消化吸収を行いますが、吸収しきれなかったものは脂肪として体に蓄積されます。
このタイミングでウォーキングすると、蓄積される前にエネルギーとして消費してしまうので、脂肪になりにくいのです。
一度蓄積された脂肪は時間がたつほど落としにくいので、食べてすぐ消費してしまうのが効率の良い方法といえます。
ただし食後すぐの運動は避けましょう。
15分ほどしておなかがこなれてからウォーキングをすると脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
最も効果が大きいのが夕食後といわれていますが、どうしても時間がないという場合には毎食後に小分けにしても構いません。
10分くらいの軽いウォーキングを朝食後と昼食後にも取り入れて、脂肪をためこまないようにしましょう。
さらに眠る2時間ほど前に軽い運動をすると体を温めるので眠りの質がよくなるとも言われています。
睡眠中は体の筋肉や骨の形成を促すホルモンが働くので、筋肉をつける上でもこのタイミングは効率的です。
まとめ
今回はウォーキングダイエットのベストなタイミングをご紹介しました。
期待する効果によって時間帯が違いますが、基本的に運動はダイエットにとても効果的です。
決まった時間にできる、できないよりも習慣的にウォーキングを取り入れることから始めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに雨で外出できない場合や、寒くて外に出たくない時はスリムルームステッパーを利用すると良いですよ。
テレビを見ながら、またはリビングでくつろぎながら昇降運動ができます♪