梅干しダイエットって痩せるの?効果的な食べ方は・・・
夏に向けて水着を着たいとダイエットに励む方も増えますよね。
きれいを保つのは女性のたしなみ、といってもダイエットがんばる日々はつらい時もありますよね。
できれば楽に痩せてきれいになりたいというのがすべての女性の本音なのではないでしょうか?
そこで今回はある物を食事の時に一緒に食べるだけで痩せてしまうというダイエット方法をご紹介します。
日本ならではの、ある物…?
食事の時に一緒に食べるとダイエット効果を発揮してくれるもの、それは梅干しです!
日の丸弁当の定番、梅干しにダイエット効果があるらしいんです。
テレビ番組で紹介された梅干しダイエットは実際に体験した椿鬼奴さんや北陽の虻ちゃんの体重が落ちたことで話題になりました。
1日数個の梅干しを食べるだけで特に食事制限もなく痩せることができたそうです。
梅干しなら普段から食べているけど痩せないという方も、効果的な食べ方をするだけで痩せる可能性があるんです。
梅干しの健康効果
昔から体にいいといわれて食べられている梅干しですが、最近は塩分が多いということで嫌われ者ですよね。
お子さんのお弁当に梅干しを入れるというご家庭も少ないのではないでしょうか?
そんな梅干しですが、実はとても健康効果が高い優秀食材です。
その栄養の中心はクエン酸です。
1、疲労回復効果、セルライトも解消
クエン酸には疲労回復効果があることが有名ですね。
運動したときに発生する乳酸をクエン酸が解消してくれるというのがその理由です。
また運動後の筋肉のこわばりをなくしてくれる効果もあります。
筋肉のこわばりをなくすということは体の固くなった部分を柔らかくする効果があるということなので、実はセルライトのような固くなった脂肪にも働きかけることがわかっています。
2、血行促進、冷えを解消
クエン酸には血行をよくする効果が認められています。
血行がよくなるということは全身に血液が巡るので、女性の大きな悩みである冷えが解消されます。
冷えた体には脂肪がたまりやすくなり、ダイエットをがんばっても痩せにくい体質になってしまいます。
冷えを解消してくれるクエン酸は女性の味方といえますね。
3、腸を刺激、便秘を解消
クエン酸の刺激によって腸の活動が活発になると、便秘の解消に役立ちます。
もともと梅干しは発酵食品ですから、腸に入ると菌を活発にして環境を整える働きがあります。
食べて即出る、ということではありませんが、菌が増えることによって腸内環境がよくなり、腸の活動を刺激することですっきりした毎日を送ることができるという好循環を得られるのです。
梅干しダイエットの味方はバニリンとムメフラール
こんなにうれしい梅干しですから、ただ食べるだけでも体に良さそうですが、ダイエット効果を高めるためには効果的なやり方があります。
そのカギを握るのがバニリンとムメフラールです。
この2つはクエン酸と同じように梅干しに含まれる健康成分なのですが、あることをすると量が増えることがわかりました。
それが「温めること」
昔から焼き梅干しが風邪に効くといいますが、これもバニリンとムメフラールの効果のようです。
バニリンは脂肪を燃焼する効果があり、ムメフラールはクエン酸の中に含まれる成分なので血行をよくしてくれる効果があります。
どちらもダイエットには欠かせないものといえますね。
そしてバニリンは梅干しを加熱することで1.2倍に増えます。
ムメフラールはクエン酸を加熱することで作られる成分です。
この2つが体にたまった脂肪に直接働きかけてくれるので、ダイエット効果がアップするということなのです。
梅干しダイエットのやり方
1、梅干しを温める
梅干しを温めるときの目安は中までしっかり温めることです。
- レンジを使う場合は、500Wのレンジで30秒加熱
- グリルを使う場合は、アルミホイルをくしゃくしゃにしたものに梅干しをのせて弱火でじっくり焼く
- トースターを使う場合は、アルミホイルをくしゃくしゃにしたものに梅干しをくるんで10分焼く
- フライパンを使う場合は、焦げないように転がしながらじっくり焼く
ご自宅で使いやすい器具を使うといいのですが、ポイントは「中までじっくり」です。
レンジが一番手っ取り早いですが、水分が抜けすぎると塩気が濃くなりすぎるように感じましたのでお好みで調整してくださいね。
バニリンは冷めてからも残るので、まとめて作って冷蔵庫に保管すると手間なく食べることができますね。
2、1日3個梅干しを食べる
梅干しダイエットでは基本的に1日3個を目安にしています。
というのも食べすぎると塩分過多の心配があるからです。
いくら健康にいいといっても塩分が多すぎるとむくみの原因になりますし、ご飯が進むからと食べすぎる心配もあります。
一度にたくさん食べるよりも継続して少しずつ脂肪燃焼効果を狙う方が体に負担もかからず、きれいに痩せることができます。
昔ながらのすっぱい梅干しが苦手な方は塩分控えめタイプの梅干しを選びましょう。
ただし蜂蜜漬けの甘い梅干しはカロリーも心配なので避けることをおすすめします。
3、食事の時に一緒に食べる
梅干しは食事の時に一緒に食べると効果が上がるようです。
梅干しを食べる目安が1日3個なので、食事の時に一緒に食べるとちょうど3食忘れないで食べられますよね。
食事をすると体温が上がりますが、この時にバニリンを取ると脂肪の燃焼がますます高まりダイエット効果も上がります。
クエン酸には血糖値を緩やかにする働きもあるので、食事の最初に食べるとさらにいいかもしれませんね。
梅干しのアレンジメニュー
梅干しが体にいいといっても3食すべて梅干しごはんというのも飽きてしまいそうですね。
もちろん目安なので減らしても大丈夫ですが、おいしく食べられるメニューをご紹介しますので楽しく続けてみてくださいね。
・梅干しとアジの炊き込みご飯
米3合を少なめの水加減にして酒大さじ1、醤油小さじ1を加える。
焼いたアジと梅干しをごはんと一緒に炊く。
炊きあがったごはんに白ゴマと大葉を刻んだものを混ぜる。
アジは鮭に変えてもおいしいです。
アジは焼いてほぐしたものを混ぜてください。
・梅干しとわかめのスープ
お湯を沸かし、コンソメを溶かす。
梅干し1つとわかめを入れる。
ランチのおともに簡単スープです。
梅干しの酸味と塩分で味付けなしでもおいしく飲めます。
温かいまま飲むことでさらに脂肪燃焼効果もアップします。
・梅干しポテサラ
ポテトサラダの仕上げに梅干しをほぐして混ぜる。
梅干しの酸味が苦手という方もこれなら大丈夫というメニューです。
マヨネーズが梅干しの酸味をまろやかにしてくれますよ。
・梅干しソース
ほぐした梅干しにみりん、酒、しょうゆ各大さじ1を混ぜる。
作り置きのできる梅干しソースです。
冷奴や茹でたジャガイモ、カリフラワーなどにかけるとおいしいですよ。
オリーブオイルやごま油を足すとドレッシングにもアレンジできる万能ソースです。
梅干しはそのままでもおいしいし、調味料としても使えるのでまとめて加熱して常備しておきたいですね。
梅干しダイエットのまとめ
昔ながらの梅干しに驚きのダイエット効果がありましたね。
今まで塩分が多いと嫌われていたのが嘘のように、みなさん食べたくなるのではないでしょうか。
梅干しの血行促進、脂肪燃焼効果できれいな体を手に入れましょう。
効率的にアミノ酸・ムメフラールを摂取したい方は、梅エキスたっぷりの「梅らっきょう黒酢」もオススメですよ。